「つみたてNISA」で子どもの学費を積み立てる

私は2人目の子どもが産まれた際に、子供らの将来の学費を貯めていくことにしました。

「子供の学費を貯めるといえば学資保険」というイメージがありますが、そもそも学資保険は「保険」で、自分が死んだときの学費保証がメリットです。そのため、自分が死んだときは満額振り込まれるものの、無事生きられた場合のリターンはもらえて数パーセントで、最近は元本割れもしているらしいです。

しかも、そもそも自分が死んだときの保障であれば、それは生命保険でするべきだろうと思います。また、将来の学費目的で長期で積み立てるのであれば、リスクはあれどリターンが期待できたほうがいいなぁということで、子供の学費は「積立NISA」で行うことにしています。

ちなみにかんぽ生命の学資保険の場合、月額1.5万円強(1人あたり)の保険料で、満額は300万程度。生命保険で300万の保障を増やすのであれば、月額1.5万はかからないので生命保険のほうがトクかなぁと思います。

選んだ商品とポートフォリオ

私が契約しているのはSBI証券で、選んだ商品は以下の2つです。

  • ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

いずれも手数料が安い、インデックスファンドのものを選んでいます。

毎月の積立額は、積立NISAの年間投資枠40万円をフルに使うことにして、月額3.3万円です。商品の投資比率は、外国株式のほうを9、TOPIXのほうを1としました。

これは「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」という本を読み、そこに記載されていたアセットアロケーション
外国株:日本株:海外債権=85:15:50を参考にしたものです。

85:15は、日本株:外国株の時価総額比率(出版当時)で、50の海外債権はリスク回避のために組み入れるというロジックになっています。

現在の日本株:外国株の時価総額比率は以下URLによると、92.3:7.7ということなので、僕の外国株:日本株の比率は90:10ということにしました。

世界各国のPER・PBR・時価総額 (毎月更新) - myINDEX

本当はリスクヘッジのためにこれに海外債権を入れたかったのですが、私が契約しているSBI証券の積立NISAのラインナップには海外債権のインデックスファンドがないようです。

ということで、しばらくは上記にて積立投資をしようと思います。

ちなみに2020/12/6時点の運用収益率は15.9%です。完全に出来過ぎの数字なのですが、先に紹介した本に書いてあるように、タイミングを見て高値で売って、底値で買おうというのでは愚の道です。ひたすら毎月、同額を自動で積み立て続けるのみ。あとは本業に集中です。

<参考>

子どもが3人いたら、教育費は「毎月いくら」かかる? – MONEY PLUS

「ジュニアNISA」廃止が決まって、実は便利な制度に変わっている?教育費を貯める新常識 – MONEY PLUS

積立はクレカ積立で

なお積立ては「クレカ積立」で行っています。クレカ積立は、投資信託の定期買い付けを、口座から引落ではなく、クレカで決済できるサービスです。

SBI証券 スマートフォンサイト|―口座開設ページ:ネット証券最大手の証券会社。オンライントレードでの投資をしっかりサポート―

決済時に、クレカのポイントがつくのでその点が良いです。

 

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方

  • 作者:藤沢 数希
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2006/12/08
  • メディア: 単行本