カプセル式のコーヒーメーカーで作ったコーヒーはとても美味しい。
ネスカフェのカプセル式コーヒーメーカー「ドルチェグスト」であれば、1杯約50円ほどで美味しいコーヒーを飲むことができる。コーヒー以外にも様々なカプセルが販売されていて、宇治抹茶や抹茶ラテ、ティーラテなどを楽しめるのも面白い。最近ではスターバックスとコラボしたカプセルも販売されている。
ただ、少し面倒だなぁと感じるのはカプセルの調達だ。僕はコーヒーをガブガブ飲んでしまうので、すぐにカプセルが切れてしまう。
また、妻はカプセルのランニングコストも気になるようだった。
そこで「バリスタDuo」を新しく購入した。
バリスタDuoはドルチェグストと同じく、ネスカフェのコーヒーメーカーだが、カプセル式ではない。
ネスカフェの粒タイプのインスタントコーヒー(ゴールドブレンドなど。コーヒー豆を挽いて作るタイプのコーヒーメーカーではない)を、あらかじめ本体内のタンクにセットしておき、ボタンをポチポチっとするだけでコーヒーを作ってくれるタイプのコーヒーメーカーだ。
▼本体上部を開けたところ。コーヒータンクとクリーミングパウダーのタンクがある。
1杯あたり15円程度なので、カプセル型に比べて、大幅にランニングコストを抑える事ができる。(高級なタイプの豆だと30円程度)
普通のブラックはもちろん、専用のクリームパウダーを使えばボタンをポチポチっとするだけでカフェラテやカプチーノも作る事ができる。
▼電源ボタンを押したのち、作る量を3種類から選ぶだけでコーヒーができる。右の2つのボタンが光っていないのは、専用のクリームパウダーが入っていないため。
なお、専用でないクリームパウダーを本体にセットしてはいけない。利用すると故障する可能性があるそうだ。
▼専用でないクリームパウダーは使ってはいけない。
ただ、ひとつ特徴的なのが「ジェットボタン」というボタンだ。これは、あらかじめコップに牛乳やクリームパウダーを入れておけば、そこに勢いよく蒸気を噴射しながらコーヒーを抽出して、カフェラテやカプチーノを作ってくれる機能だ。
この機能を使えば専用のクリームパウダーがなくてもカフェラテやカプチーノを楽しめる。
▼①あらかじめクリーミングパウダーを入れておく。
▼②ジェットボタンを押して、カプチーノを作ってみる。写真では分かりづらいが、高温の水を噴射してクリーミングパウダーを溶かしている。その後、コーヒーがカップに注がれる。
▼③カプチーノの出来上がり。
肝心の味だが、ドルチェグストに比べると正直、落ちる。(インスタントコーヒーにお湯を注ぐのに比べて、少し美味しくは感じるが)
お客さんが来たときや、美味しいコーヒーを飲みたいときはドルチェグスト。それ以外のときはバリスタDuoを使うなどの使い分けをすると良いだろう。
▼バリスタDuoで作ったブラックコーヒー。泡ができているのが印象的。
2台で使い分けをしてみて、確かにカプセルの調達の手間が減るのと、カプセルのゴミが減るのは嬉しいところだ。
妻はランニングコストが減ったのも嬉しいようだ。
我が家のように、コーヒーの消費量が多く、カプセルのランニングコストや調達する手間を抑えたいという家庭であれば、2台使いも良いのではないだろうか。
本体の色は黒色と白色の2種類がある。