「もうダメだ・・・辞めよう。」
仕事をしていてそう思わずにはいられないことはきっとある。
辞めるのが正解であることもあるだろう、ただ本当にそうなのか。
今回は、そんなときに「まだ戦おう!」と思える、勇気をくれる名言を厳選した。
仕事でもうダメだ・・・と思ったときに耳を傾けるべき7つの名言
【名言1】人間はやはり叱られなくなったらおしまいだ。叱られないということは単に期待されていないということに気づかねばならない。(千田琢哉)
伸びる30代はつねに自分を向上させようとしているから、あえて厳しい環境に身を置こうとする。厳しい環境で常にチャレンジし続けているから、当然失敗も多い。動けば動くほどに失敗の連続である。
今、上司にこっぴどく叱られているとしたら、少し視点を変えればそれは挑戦している証、期待されている証と捉えることもできるのではないか。
見捨てられるよりはずっとマシだ。
【名言2】今最大のパフォーマンスを出せてるか、と考えると気持ちはマイナスにはならない。(堀江貴文)
自分は今この瞬間、最大のパフォーマンスを出せているのか?
そう考えながら仕事をしてみよう。
怒られた、叱られたということではなく、失敗した経験でもなく、自分が「今」出しているパフォーマンスにフォーカスしてみよう。
もっと自分のパフォーマンスに、成長に貪欲になろう。自分本位に考えるんだ。
【名言3】9000回以上シュートを外し、300試合の勝負に敗れ、勝敗を決める最後のシュートを任されて26回も外した。人生で何度も失敗をした。それが成功の理由だ。(マイケル・ジョーダン)
出典:マイケル・ジョーダンの人間離れした競争心がよくわかるエピソード9つ - Tuna Drama.com
スーパースターであるマイケル・ジョーダン。
彼の栄光は9000回以上の失敗の上に成り立ったものだった。
自分に絶望したこと、辞めようと思ったことも一度や二度ではなかっただろう。
しかし彼はそこで諦めなかった。トライ&エラーを繰り返して伝説のプレイヤーと称されるようになった。諦めたらそこで試合終了だ。
きみは本当にやりきったのか。ベストを尽くしたと心から言えるか。
【名言4】弱い自分を打ち負かす(本田圭佑)
「常に最初は弱い自分を倒すところから始まるんで。弱い自分が日常から現れない日はないです。どんな練習をやっていても、一生懸命やる練習であれば弱い自分は毎日出ます。だから解決されることは無いですよ。
でも、そういう毎日の弱い自分と向き合ってはじめて信念がちょっとずつ太くなっていくんですよね。
それとの格闘をやらないことには強い信念というのも磨かれてこないですから。」出典:プロフェッショナル 仕事の流儀
今や大いなる成功を手にした本田圭佑。「ビックマウス」などと呼ばれ、テレビでは自信家に映る彼・・・
はたから見ていると、彼は尋常じゃない精神力を持つように思える。
しかし彼だって練習はキツいし、逃げたいのだ。だけど自分の目標のために逃げるわけにはいかない。彼はわざとでかいことを口外して、自分にプレッシャーをかけていく。
彼の言葉の「練習」を「仕事」に言い換えて読んでみよう。
「どんな仕事をやっていても、一生懸命やる仕事であれば、弱い自分は毎日出ます。だから解決されることは無いですよ。でも、そういう毎日の弱い自分と向き合ってはじめて信念がちょっとずつ太くなっていくんですよね。」
大丈夫。諦めたくなるのは、君に才能がないからじゃない。誰だって逃げたいんだ。
【名言5】逃げたくなるけど立ち向かわないと答えが見えてこないじゃないですか(小児外科医/山高篤行)
出典:NHKオンデマンド | プロフェッショナル 仕事の流儀 「“恐れの先に、希望がある”~小児外科医・山高篤行」
逃げたくなるけど、立ち向かわないと答えが見えてこないじゃないですか。
出典:プロフェッショナル 仕事の流儀
山高篤行は順天堂大学医学部小児外科の主任教授。
ときに赤ちゃんのオペもする彼が、日々感じているプレッシャーは想像を絶する。
子供をオペするということは、その子の今後の人生が、外科医の腕に左右されるということを意味する。
失敗しました、で済むわけがない。
数々の不可能と言われたオペ、困難なオペを成功させてきた彼が大事にしているのは綿密な準備。オペの計画を綿密に練り、手法に誤りがないかを疑い、これでもかというほど事前の確認作業を徹底する。
逃げたくなることはある。しかし準備により丹念にリスクを潰していくことで立ち向かうのだ。
きみは本当に十分な準備をしているか。失敗は準備不足のせいではないのか。
【名言6】「自分にマネジメント力がない」なんて悩むことには、意味がない(堀江貴文)
出典:堀江貴文氏「なぜみんな本音を言わないの?」 | ワークスタイル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
「たとえばライブドア時代には、起業して3年目くらいに社員が一気に10人ほど辞めたこともありました。ただ、かといって全員が辞めるわけでもないから、僕はあまりそのことについて気にしたことがありません。こういうことを大きな失敗ととらえるか、小さな失敗ととらえるか、あるいはどうでもいいととらえるかによって、悩み方って違うじゃないですか。僕は、全然悩まないんです。トラブルが起きたところで、まあ別にいいかと思っている。こんな僕が、若手のチームリーダーにアドバイスできるとしたら、いちいち悩んでも意味がないから忘れよう、ということくらい。」
失敗を経験したら、再発防止策を練り、二度と同じ失敗を繰り返さないような体制を敷くことは大事。ただ、それが終わったら、もう過去を振り返ったってしょうがない。とっとと次にいくことだ。
【名言7】Connecting the Dots(点を繋げること)(スティーブ・ジョブズ)
「未来に向かって点を繋げることはできません。過去を振り返って点を繋げられるだけです。だから、今やっていることが、将来どこかに繋がると信じて下さい。何かを信じて下さい、例えば根性、運命、人生、業、なんでも構いません。なぜならば、その点がどこかに繋がると信じることが、他の人と違う道を歩いていても、自分の気持ちに従う自信を与えてくれるからです。そしてそれが人生を一変させるのです。」
出典:Appleスティーブ・ジョブズの愛車とは?ポルシェにあの車も!
未来なんて誰にも分からない。未来の自分のためにできることは、今、確かな点を打つということ。目の前のことを一生懸命にやること。その点が、きっと未来になって繋がっていくことになる。
中途半端にやるのではなく、一生懸命にやろう。確かな点を打とう。