【自己啓発】新入社員、入社3年目までの新人の10の心得

中谷彰宏著「入社3年目までに勝負がつく77の法則」の中でぼくの心に残ったものを紹介させて頂きます。ちょっと精神論チックなところはありますがwww、ぼくを含め入社3年目までの新人の皆様も仕事で辛い時があった時などに役立つと思います。

 

【心得1 】叱られたら「ありがとうございます」

会社に入れば、叱られて説教の毎日だと思って間違いない。
しかし新社会人の人たちは今までの人生の中で死ぬほど叱られた経験を持っていない…。
これはとても辛いことです。納得のいかないことも多々あります。
しかし、怒る方にもとてもエネルギーが必要なことを忘れてはいけません。
彼らとて部下に嫌われたくないことを忘れてはいけません。
厳しく叱られた時ほど
「あ、良いことを言ってくれたな。嫌われるリスクを背負って叱ってくれているんだな」
と感謝することです。

 

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【心得2】 上司は犬と同じ。逃げるから噛まれる

上司と付き合う基本スタンスは、避けてはいけないということです。
コミュニケーションの基本は避ければ避けるほどロスが大きくなります。
避けるのではなく、飛び込んでしまうほうが良いです。
逃げよう逃げようとするから追いかけられてしまう…。
自分一人で仕事を抱え込もうとすればするほど、連絡を避ければ避けるほど、
上司の側としては心配になります。
だから上司に口を挟まれたくないと思ったら、コツコツ連絡することです。
口を挟まれたくないという気持ちがあればあるほど、
できるだけ最後までうまく行ってから上司に報告しようと思うもの。
しかしそれが一番下手なやり方なのです。

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【心得3】 上司と印鑑のセールスマンの撃退法は同じ

上司にはどうでもいいことをいっぱい報告すること。
そうすると「あぁ、うまく行っているんだな」ということが分かってホッとして口を出しません。

要は上司はある程度、部下とのコミュニケーションをとっていないと不安だということです。

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【心得4】SOSが出せて1人前

もしSOSを出したら自分の力量が問われると思っている人がいたら、考えを改める必要があります。
「ボヤのうちに、自分ではこういう作戦を立てた」と思っていたとしても、
一応、上司に「こうゆう状態にいて、こういう作戦をたてています」と上司に報告することです。
トラブルになればなるほど早めに報告。
良い報告は後でもいいのです。うまくいっているということですから。
上司はトラブルを確実に報告してくれる部下に、仕事を任せます。

 

【心得5】苦手な人ほど挨拶しておく

苦手な人とどう付き合えばいいのかというと、
とりあえずは、会社や工場のなかであったら挨拶しておくことです。
挨拶しないから、挨拶されないし、ますます嫌われたかな…ということになる。
知らない人だから挨拶をしないのではなく、
知らない人だから挨拶しておくのです。
それが人間関係を円滑にする上で一番大事なことです。

 

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【心得6】誰も見ていないようでも誰かが見てくれている

時々こんな地味な仕事をしていて、誰も見ていないんじゃないかと思うことがあるはずです。
部下が何によって満足を得るか、というと「大変なことをやっていてご苦労さんだね」
と誰かから感謝されることだと思います。
部下にとって、上司がそう思ってくれるに越したことはありませんが、
上司はまず部下の頑張りをみてはいません。
でもどんなに地味な作業をしていても、
「○○君は頑張っているな」と思ってくれている人が一人はいます。
言葉をかけてはくれなくてもそのような気持ちで頑張ることが大切です。

 

【心得7】君の市場価値は年収の1/3。2/3は会社の力

サラリーマンには会社の名前というブランドが誰にもでもついています。
さらに会社の中でも肩書きがついている人もいる…。
それをとった時に、1人の人間として売れるかどうか。
これを考えれば、給料が安いと文句をいうことがいかに無意味か分かります。
自分はあくまで組織のオリの中にいて、エサをもらっているという意識で、
その中で爪を磨き続けることが重要です。
エサをもらっているにも関わらず、
自分の爪でエサをとっていると思い始めたら危険な兆候です。

 

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【心得8】仕事日記をつける

ある仕事をして失敗するとします。そんなことは忘れたいから記録をとっておきません。
受験生で言えば、悪かった模試の結果は捨ててしまってよかったものだけとっておく。
これでは意味がありません。
何がうまくいかなくて、どう乗り越えていったのか、
ということもその後の財産になります。
それは記録しておかなくてはダメです。記録しておかないと人間は絶対に忘れてしまいます。

 

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【心得9】給料よりもノウハウを持ち帰る

仕事をすることで、会社は売上を増やし、利益を得るわけですが、
ところがそれは自分にとってなんの利益にもなっていない。
仕事をすることで自分にとってプラスになるものは何でしょうか。
それは給料ではありません。
もっと志を高く持たなくてはなりません。
この仕事を一つすることで、自分は何を学んでいくか。
学んだこと、ノウハウこそが自分にとっての財産となるはずです。

 

【心得10】どんなにつまらない雑用でも自分を磨くために利用できる

人間にとって自分を磨くことが最終目標であり、仕事はその手段に過ぎません。
つまらない仕事がたくさんありますが、
このつまらない仕事を通して自分を磨こうという意識を持つことです。
つらい仕事をしたほうが、楽な仕事をするよりも自分を磨けるのは当たり前です。
そのような考えをもって仕事をすることで、仕事に向かう姿勢が変わってきます。

 

最後に…

ここで紹介させて頂いたものは
中谷彰宏著「入社3年目までに勝負がつく77の法則」の一部に過ぎません。

ぜひこの本を購入して読んでみて下さい。
辛い中でも「もうちょっと頑張ってみよう」と思えると思います。

 

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)