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投資の基本「分散投資」

投資をする上でまず大切になる考え方が分散投資だ。ひとつの商品に「集中投資」してしまうと、その商品の価格の変動をダイレクトに受けてしまう。リスクを限定するために、投資は分散するべき、という考え方だ。

「投資信託」は証券会社が、いくつかの株式や債券、あるいは不動産などを組み合わせてつくっている商品なので、基本的には買うだけで分散投資ができる。

さらに、投資信託には「アクティブファンド」と「インデックスファンド」がある。日経平均やTOPIXといった指標と連動するように株式などを組み合わせてつくった商品がインデックスファンドで、対してそういったインデックスよりも高い成績を目指すのがアクティブファンドだ。ではインデックスファンドとアクティブファンド、どちらを選ぶべきなのだろうか。答えはインデックスファンド。その理由を次に書いていきたい。

「現代ポートフォリオ理論」による結論

アクティブファンドよりもインデックスファンドが優れている理由を非常にわかりやすく語ってくれる本に藤沢数希著の「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」という本がある。

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

  • 作者:藤沢 数希
  • 発売日: 2013/03/04
  • メディア: Kindle版
 

詳細はぜひこの本をご覧頂ければと思うが、結論としては、アクティブファンドは平均すると、コスト(手数料など)の分だけマーケットに負けるので、インデックスファンドのほうがいい成績を収めている、ということを丁寧に説明してくれている。

またこの本の中でも紹介されている「現代ポートフォリオ理論」によると、市場全体に投資することがもっとも効率的な投資方法だということが導かれる。市場全体に投資することは実質不可能であるが、市場の動きを近似的に再現しているインデックスファンドを買うことで、それに近いことが再現できるのだ。

ロボアドバイザーWealthNavi

WealthNaviは、この現代ポートフォリオ理論に基づいて投資先を組み合わせているロボアドバイザーだ。契約後に入金すれば、後はこの現代ポートフォリオ理論に基づいて勝手に投資をしてくれる。自分の時間を使わずに済むので、投資をしつつ、仕事に集中したり、余暇の時間を楽しむことができる。

僕のおすすめはWealthNaviの自動積立を設定して、あとはほっておくこと。これにより淡々と毎月定額分を積み立てることができる。数年放っておくとけっこうな金額になっていて、びっくりする。ただし、お金が必要になったら遠慮なく出金している。お金は使い方が大事だ。