僕は別にミニマリストというわけではない。むしろ物欲は結構高い方で、欲しいものは割とすぐに買う方だ。ガジェットや家電が大好きで、よく買っている。これは普段のブログ記事を見てもらえば分かると思う。
しかし、使っていないものが身の回りにあるというのはなんとなく気持ちが悪い。この気持ち悪さの正体を今までうまく言葉に出来なかったが、先日、山口周さんのツイートで「なるほど!」と思った。
コンマリさんが世界的にウケたという事実は「モノにマイナスの価値が生まれてる」ことを意味します。モノは効用を持つわけですが「場所をとる」「手間がかかる」などの費用も生む。この「効用」と「費用」が逆転すると「マイナスの価値」が生まれる。このマイナスの価値を減らしてるわけです。
— 山口周 (@shu_yamaguchi) 2021年1月8日
つまり僕は、使わなくなったモノ、不要なモノに対してにコスト(時間、場所、お金)を払うのがイヤだったのだ。このツイートを読んで、スッキリしたのと、これからも断捨離を継続していこうと思った。
また、自分が断捨離で大事だと思っていることを、ここで一度まとめておきたいと思う。
1. ルンバとウェーブを使う
ルンバを使うようになると、床に転がっていた不要なモノがジャマになるので断捨離が進む。さらにウェーブを定期的に使うようにすると、棚の掃除が面倒になり、棚の中のモノの断捨離が進む。
床掃除を劇的にラクにする方法(ルンバにおまかせ) - LinkRingBlog
「ウェーブパトロール」でいらないものをガシガシ捨てる - LinkRingBlog
2. 一日になにかひとつ捨てる
一日になにかひとつ捨てるというルールにして、強制的にモノを減らしていくのも良い。
「一日一捨」で不要なモノや習慣を手放していく - LinkRingBlog
3. 棚を買うのは最終手段
モノが整理されてくると、棚を買いたくなる。が、ここはちょっと我慢。いらないものを捨てきってから棚を用意するか考えるようにしよう。
4. 服は押出しファイリングで整理
服は押出しファイリングで整理する。着なくなった服(スペースから押し出された服)は遠慮なく捨てる。
クローゼットの洋服は「押し出しファイリング」で整理する - LinkRingBlog
いらなくなった服は、リサイクルショップに持っていくのも良いと思う。数百円にしかならないことが大半だが、捨てる罪悪感からは解放される。売るのが面倒だという人は、ユニクロのリサイクルボックスに持っていくのも良いかもしれない。
5. 迷ったらメルカリ
捨てるのがもったいないな・・・と思ったら、メルカリに出す。「もったいない」の罪悪感を感じずに済む。
不用品はどんどんメルカリに出す - LinkRingBlog
欲しいものは「買う」を選ぶ。使わなくなったら「売る」を選ぶ。 - LinkRingBlog
6. 紙は電子化
紙は原本で残す必要がなければ電子化して捨てる。スキャナなど用意せずにEvernoteなどのスマホアプリを使うだけでも十分だったりする。
年賀状(ハガキ)はEvernoteで電子化するのがおすすめ - LinkRingBlog
卒業アルバムを電子化する方法。業者選びから注意点まで。 - LinkRingBlog
7. 銀行口座やカードも断捨離
銀行口座やクレジットカード、ポイントカードも不要であれば捨ててしまおう。財布が軽くなって気持ちいい。
クレジットカードとポイントカードの断捨離。Amazonゴールドカードをメインに - LinkRingBlog
8. どうしても捨てられない思い出のモノはある
僕がどうしても捨てられないのが、嫁からもらったお手紙。付き合っていたとき、結婚してから、ときどき手書きのお手紙をもらっていた。これだけはどうしても捨てられない。自分が死ぬ時に、棺桶に入れて一緒に燃やして欲しいと思っている。