紙で残しておいた方が良い書類はもちろんある。僕は気に入った本や深く読みたい本は紙でも買うし、なんとなく引っかかった書類は紙で残しておく。書類によっては印刷して残すこともあるし、完全にペーパーレスにはしない派だ。
とはいえ、後から検索できれば十分な、紙で残しておく必要がない書類はガンガン電子化して捨てている。ハガキや手紙もそんな書類のカテゴリーだ。(ただし、思い入れのある手紙やハガキは除く)
さて、僕はハガキや手紙の電子化・保存にはEvernoteを使っている。写真はGoogle Photo、書類はEvernoteというのを文章保管の基本方針にしているが、ハガキに関しては、年賀状を含めて年に20枚程度しか来ないので、Evernoteで事足りている。メールやチャットツールの利用がメインの人であれば、ほとんどの人はEvernoteで十分なのではないだろうか。ただし、あまりに大量のハガキを使う人は、専用の電子化サービスを使うと良いだろう。
Evernoteでハガキや手紙(もちろんその他の紙の書類も含む)を電子化することのメリットは、書類のスキャンのしやすさだと感じている。
Evernoteアプリから、アプリ内のカメラを起動して書類に向けると、自動で書類をスキャンしてデータ化してくれる。台形補正やトリミングの機能があるので、わりと適当に撮ってもキレイに修正してくれる。
さらに、OCRで書類の中の文字を文字データとして保存してくれるので、後から文字列で検索もできる。慣れるとかなりのスピードで電子化していくことができる。
一点だけ注意点なのが年賀状についているお年玉。今年は1/17日に発表だそうなので、それまで待ってから捨てるのが良いだろう。