才能ではなく、プロセスや努力を褒める

深く考えすぎなのかもしれないが、子育て本を最近ちょこちょこ読んでいる。今読んでいる本は、いまの科学で「絶対にいい! 」と断言できる 最高の子育てベスト55―――IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法 という本だ。

この中で、一番気になったのが『才能』を褒めるのではなく、『プロセス』を褒めることで挑戦や努力を好む子どもに育つという研究。「天才だな!」「いい子だね!」「さすがお兄ちゃん!」と言うのではなく、

・がんばったね

・お口を閉じてくれてありがとう

・お片付けをしてくれてありがとう

・よく頑張りました!

・きみには簡単かな。もっと難しいのをやってみようか

・その問題に対する取り組み方がいいね

など、プロセス・努力をほめる声掛けをすることで、困難な課題にも粘り強く取り組む子どもに育つというのだ。早速、自分も普段の子育てで実践してみている。

ただ、これをやっていると、子どもに関わる時間をもっと増やす必要があるな…というのを実感する。服を脱がすのも、お風呂にいれるのも、片付けをするのも自分でやったほうが絶対に早い。

自分の心にゆとりをもって、時間がかかっても良いから、子どもにやってみさせて、良かったことを探して褒める。自分が動こうとしてしまうところをグッと堪えて実践していきたいと思った。