時間を無駄にしない、ということ

僕は大学時代、物理学科に所属していた。意外とビジネスの世界で、大学時代に物理に触れていたという方は多い気がする(そして優秀な人が多い気がする)

当の自分はというと、大学時代はとにかくアルバイトに夢中で、勉強はそっちのけだった。単位もギリギリで卒業した。アルバイト時代の友人とは今でも繋がっていて、とても大切な友人だ。アルバイトを通して確実に成長したと思うし、本当に素敵な時間を過ごさせてもらった。

ただ、大学時代に、もっと、ちゃんと勉強をしておけばよかったなぁとも思う。現在、プログラミングやコンピュータサイエンス、AI、データ、機械学習などが関連するビジネスに参加せざるを得ない状況になってきているが、きっと大学時代、きちんと勉強していれば踏み込んでいた領域だったと思うのだ。実際、研究室の同期はプログラムをゴリゴリに書いていた。高い授業料を親に払ってもらった上に勉強をサボっていた自分は、この分野をイチから勉強しなければならない。

アルバイトをせず、勉強しておけば良かったというゼロイチの話を書きたいわけではない。時間を無駄にしない、ということについていま書いておきたい。とにかくあの時代、自分はすごく良く寝ていたのだ。バイトか睡眠かで時間を使っていた感じだ。12時間くらい寝ていて、起きたら夕方なんてこともザラにあった。なんて無駄な時間を過ごしていたんだと驚愕する。あの時間を、少しでも勉強にあてられていたら…。

ただ、過ぎたことを悔やんでいても仕方がない。これからはそんな後悔をしないように、時間を無駄にしないように、目の前のことにしっかり集中して時間を使っていきたいと思う。振り返ったときに「すごい、このプロジェクトが終わったら、こんなことができるようになっていた!」と自分やチームの成長を感じられるように。力をつけて、もっとチャレンジングな仕事、エキサイティングな仲間と出会えるようにしたい。面白いヒトやコトに触れて、良い人生にしていきたい。家族との時間も大切にしたい。

 

・タスクリスト作成、こまめに更新。上からガシガシこなす。

・返信を早く。仕事を大量にこなすのであれば、まずは返信を早く。

・自分では可能な限りボールを持たない。どんどん人に振る。

 

「タスクを振る」→「疑問点や懸念点があれば連絡が帰ってくる」→「すぐに返信する」→「仕事が早く進む」。そんなループを作っていきたい。

 

なぜこんなことを急に書いたかというと、堀江貴文さんの「理不尽に逆らえ。 真の自由を手に入れる生き方 (ポプラ新書) 」を読んで、時間を無駄にしない、1秒でも現状で止まっていたくない、という話が出てきたから。