家事の時間を削って、自分の好きなことに時間をかける。

家事がめちゃめちゃ好きだ、極めたい!!
という人でなければ家事の時間は可能な限り削って、自分が好きなことに時間を集中すべきだろう。


家事の時間を削るには色々なテクニックがある。例えば以下のようなテクニックだ。

 

  • 食洗機は遠慮せずに回す(いっぱいたまってからなどと考えない)
  • 洗濯機はドラム式、可能な限り洗濯乾燥モード。たたまない。
  • 風呂掃除は風呂入っているときにやる。
  • トイレ掃除も用を足したあとにやる。トイレ洗浄中を毎週末にやる。
  • 顔を洗ったら洗面台を軽くふく。
  • ルンバを使う。ルンバが入らないスペースや気になる部分はダイソンで掃除。
  • ウェーブを持ちながらいらないものパトロール。いらないものはどんどん捨てる。
  • 日用品はアマゾン定期便で注文
  • 半年に1回はダスキンを呼んでそこらじゅうを掃除してもらう。
  • 外食も利用する。


以下で補足していきたい。

 

1. 食洗機は遠慮せずに回す

よくキチンと油を落としてから食洗機に入れる、という人がいるがそれだとせっかくの食洗機のメリットが活かせない。ちょっと食べかすを流したら遠慮せずにぶっこんで、量が少ないなと思っても回してしまおう。洗い物がいっぱいになってから、などとは考えない。
もし洗い上がりの中にキチンと汚れが落ちていない食器が混ざっていれば、もう一回洗ったり、追加で手洗いすればよい。

 

2. 洗濯機はドラム式で可能な限り乾燥モード

洗濯機も遠慮せずにガンガン回す。時短を優先するならドラム式は必須だ。縦置き式の乾燥機能はあくまで補助的な機能で完全乾燥は期待できない。

そして洗い上がりは畳まずにザックリと分類したボックスに入れていったり、ハンガーにつるす。洗濯物をたたむ時間はバカにならない。

 

3. 「ながら掃除」を中心にする。完璧は目指さない。

家事のためだけに時間を割かないように心がけよう。風呂に入りながら風呂掃除、トイレをしたらトイレ掃除、顔を洗ったら洗面台を軽く掃除する、という具合に何かしたらちょこっとだけ家事をするのが大事だ。

ここでのポイントは「完璧を目指さない」こと。風呂も洗面台もトイレも、どんなに綺麗にしたってどうせすぐ汚れる。1回の掃除で完璧にするより、軽く短期スパンでやったほうが綺麗を保てる。

例えば、風呂掃除は「今日は浴槽」「明日は壁」、トイレ掃除は「今回は床だけ」「今回は便座」みたいな感じでちょこっとだけササッとやることにしよう。

 

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4. 「ウェーブ」を持っていらないものパトロール

日々モノを減らしていくことも大事。経験上、掃除が苦手だという人はモノが多いケースがよくある。モノが多いと掃除のペースも落ちて時間もかかる。モノが多いデスクより何もないデスクの方が掃除しやすいのが1つの例だ。

そこで、ホコリ取りの神アイテム「ウェーブ」を片手にホコリ掃除をしつつ、いらないものはどんどんゴミ箱に捨てていこう。

ウェーブ フロア用掃除用品 ワイパー 本体 ドライシート1枚付き(2019年新発売)
 

 2、3ヶ月使っていなければ、大抵の場合は捨てても後悔しない。もしまた必要になったら買えばいいという気持ちでガンガン捨ててみてはいかがだろうか。

  

5. 道具や家電、サービスに頼る

掃除道具を揃えることも大事だ。
トイレ掃除はトイレクイックルとトイレ洗浄中、流せるトイレブラシ。ホコリを取るのはウェーブ。風呂掃除は3Mのブラシたちと風呂用洗剤。月イチで塩素づけ。

とにかくこの世には楽ができる便利なアイテムが沢山ある。値は張ってしまうが、ルンバであったり、ドラム式乾燥機、食器洗浄機、オーブンレンジや圧力鍋などの時短家電もたくさんある。

これらの道具を有効に活用していこう。特に時短家電の効果はすごい。一度使うともうなかなか戻れない。

また、最近はアマゾン定期便のようなサービスや、ダスキンなどがやっている家事代行サービスもある。
これらのサービスを使って家事の時間を減らしていこう。米や水、ビールなどをディスカウントストアで購入している人がいるが、アマゾンを使うべきだ。わざわざあんなに重いものをお店から家まで運ぶだなんて過酷すぎる。

家事代行サービスでまるごと家を掃除してもらうのもいい。僕は半年に1回、定期的にお願いするようにしている。床や水回りなどがそれこそよみがえる感覚だ。
プロ仕様の洗剤や道具でやってくれるわけだからそれこそ一般人の仕事とはレベルが違う。

  

6. 外食や出前だっていいと思う

僕の親は、ラクするための外食はしない人だった。パートをしていたので朝はさすがに「適当にパンでも食べて」って感じだったが、それでも学校の弁当はしっかり作ってくれたし、夜のご飯も美味しかった。めんどくさいなぁ、毎日イヤになっちゃうなぁと言いながら作っていた気がする。

繰り返すが、僕の母親の料理は美味しかった。いまはなかなか食べられないから寂しくもある。頑張って作ってくれたことに本当に感謝している。

だが今になって思うのは、もっとラクして欲しかったなぁということだ。たまには息抜きでみんなで外食でも良かったと思う。近くのサイゼリヤに歩いて行って、ビールでも飲んで欲しかったなぁと思う。

何が言いたいのかというと、料理に対してもっと気楽でもいいんじゃないかということ。料理は子供への愛だなんて言う人もいるけれど、それだけが愛じゃないと思うし、たまには休んだっていいと思うのだ。オリジン弁当だってマクドナルドだっていいではないかと思う。

 

7. 家事がやりたい人は家事をすればいいと思う

最後に。家事が好きな人、道具や家電・家事代行サービスなどに頼りたくないという人がいることは知っている。それらの方々はぜひ今まで通り家事をしてほしい。大好きな家事を思いっきりやればいいと思う。

ただ、知って頂きたいのは「家事の時間は出来る限り減らすべき」「減らした時間をもっと別のことに当てるべき」という価値観の人種もいるということだ(僕もその人種の1人だ)。価値観の違いなのでこの溝はなかなか埋まらないと思う。大事なのはお互いの価値観を尊重すること。別に異なった価値観を持つ人に対してマウントを取る必要はない。家事は仕事ではないし、それぞれの好きにすればいいと思う。

しかし前者の方々に言いたいのは「家事のこの忙しさ、分かってよ!」と共感を求めるのはやめてくれということだ。ぼくも建前上、会社などでそのような話を聞くと「大変ですね〜」とは言うものの、内心、それは自分でそういう方法を選んでるんでしょと思うのだ。

こんなに色々と便利な道具や家電、サービスがある世の中で、それらの力をかりずに自分の手で家事をやる。という選択をしたのはその人自身のはず。好きなことを好きにやっているのではないか。であればそれでいいじゃないか。

変に共感や必要性の理解を求めるのではなくて、単純に「家事が好きなんです」といえばいい。そうしたらこっちはこれ以上何もいうことはないし、その価値観を尊重することができると思う。